待望の「ファイナルファンタジー5」のピクセルリマスター版が2021年11月11日に発売されましたね。
タイトル | ファイナルファンタジーⅤ |
ジャンル | RPG |
ストア | App Store/Google Play/Amazon/Steam |
価格 | ¥2,200 |
名作RPG『FF』シリーズの第5作目が、鮮やかな2Dグラフィックで生まれ変わりました。
オリジナル版の雰囲気や面白さをさらに高め、より遊びやすくなった不朽の物語を楽しめます。
FFⅤは、僕が小学校時代にスーファミでやり尽くした思い出のゲームのひとつです。
これから、FF5ピクセルリマスター(スマホ版)の購入を検討している方で気になるのが旧作との違いではないでしょうか?
旧Ver.とのプレイ画面の比較画像や追加要素について、解説するので、参考までにご覧下さい。
本記事の内容はこんな方にオススメ!
・旧作の違いや追加要素を知りたい方
FF5(ファイナルファンタジー5)について
ファイナルファンタジーシリーズの第5作目。
1992年12月、スーパーファミコンのソフトで発売。
FFシリーズでは、初めて※200万本以上の売上を記録するなど、非常に人気の高い作品になりました。
※スーパーファミコンソフトの国内売上第8位
本作は「FFIII」のジョブチェンジをさらに進化させた【ジョブ+アビリティシステム】により、キャラクター育成システムを特徴としています。
~ストーリー~
土、水、火、そして風…。
世界の調和をもたらすクリスタル。その輝きが今、失われ、砕け散ろうとしていた。
・チョコボに乗った旅人バッツ
・タイクーン城の王女レナ
・記憶を失った謎の老人ガラフ
・美貌の海賊ファリス
異変の前触れを感じ、それぞれの運命に従うように出会った4人。クリスタルの導き、そして受け継ぐ心。 強き意志を秘め、勇者たちは冒険の旅に出る。
リマスターとは?リメイクとの違いについて
リマスターより、リメイクというイメージが強かったのですが、近年では定義が曖昧になってきてる感じです。
メーカーやゲームによって、この定義も違います。
ちなみにファイナルファンタジーシリーズだと、グラフィックが3Dになってるものはリメイク版と改名されています。
それでは、「ピクセルリマスター」とは具体的にどういったものなのか?解説していきます。
ピクセルリマスターとは?
本作は1992年に発売された『ファイナルファンタジーV』をベースに新たに開発したリマスター作品です。
2Dのドット絵を基準にグラフィックを一新。
当時の雰囲気を大事にしつつ、現代の高解像度画面でも映えるように丁寧にリニューアルされました。
ピクセルリマスターの主な特徴
・全てのグラフィックを2Dで鮮やかに表現。
・FFの世界を彩る名曲たち作曲者・植松伸夫氏の完全監修のもと美しくアレンジ。
・より手軽に遊びやすく、改良されたUIやオートバトルなどを搭載。
・モンスター図鑑やイラストギャラリー、サウンドプレイヤーなど、ゲームの世界をより深く楽しめる要素を追加。
2Dグラフィック
画面をアナログモードに切り替えることも可能!
↑ブラウン管テレビでプレイしていたのを思い出しますね。
モンスター図鑑
同シリーズ【FF6】ピクセルリマスターの違いについてはこちら↓
旧作(リメイク版)のジョブ達は使える?
公式の発表では、
「他のリメイク版などで変更・追加された要素は含まれていないものがあります」
と書かれてあるように、旧作の隠しダンジョンや追加ジョブ(予言士・砲撃士・剣闘士・ネクロマンサー)は含まれてません。
FF4のピクセルリマスター版でも、過去のリメイク版の追加ダンジョンが無かったので、FF5でも、もちろんありません。
オリジナル版をベースに作られているので仕方ないですね。
ピクセルリマスター版の音楽について
BGMもオリジナル版作曲者の植松伸夫さん完全監修のもと、全曲アレンジされています。
原曲のイメージを壊さないことを大事に考えつつ、当時はハードの制約などで実現できなかったことを「再表現」「復元」するようなアレンジをし、効果音もできる限りオリジナルに近い感じに再現しています。
このアレンジBGMに関しては、良くも悪くも評価が分かれます。
やはり、昔の音源でゲームをしたいという方も多いのではないでしょうか?
実際にゲームをしたら、「ビックブリッヂの死闘」は微妙だったとかありえる話です。
そうならないためにも、ゲームを購入後、ダウンロードが終わったら、はじめにサウンドプレイヤーで曲を聴くのをオススメします。
サウンドプレイヤーでは、最初から全曲を再生して聞くことができます。
そこで、万が一、イメージと違った、微妙だなと感じる場合は、すぐにアプリの払い戻しをするのが無難かもしれません。
旧作アプリとの比較画像
旧作とピクセルリマスターの大きな違いはグラフィックと言えます。ここで、同じシーンでの比較画像をご覧ください。
上が旧作。下がピクセルリマスター。
旧作では、キャラクターのグラフィックが大きくて、個人的にはかなり気になって、ゲームに集中できませんでした。
ピクセルリマスターでは、スーファミのオリジナル版と同じなので、違和感なくプレイできます。
そして、ピクセルリマスターだと画面いっぱいに拡大してくれて、大画面でFF5をプレイすることができます。
旧作だと画面サイズは小さめ…。
ちなみに僕のスマホは6.2インチです。
実際にプレイしてみて、気になる部分は?
スマホ版は操作性が悪い
慣れかもしれませんが、スマホでの操作は決して良いとは言えない。押し間違えたり、思う方向に進まなかったり、動いてる人との会話もやりづらかったりで、イラっとしてしまうことも。
※スマホ版はコントローラーにも対応してないので、操作性を重視するのならば、Steam版(パソコン)のFF5を購入すると良いです。
FF5は時間制限付きで城やダンジョンから脱出しないといけないことが多いので、操作性が悪いとかなり焦ります。
↑まぁ、その時だけ、タップした場所に移動する「タップ移動モード」にすれば問題ないですけど。
シーフなのにダッシュできない
シーフにジョブチェンジしても、ダッシュが使えない仕様。アビリティでダッシュを覚えて、セットしてもダッシュ効果になりません。これは今後のアップデートで改善されるの祈るばかりです。
※今後も気になる部分を随時、更新予定。
まとめ
実際にプレイしてみての感想になりますが、グラフィックは最高です。
まるで、こどもの頃に戻ったような錯覚に陥り、懐かしさに浸ってます。
しかし、その懐かしさも束の間、アレンジBGMがそれをジャマしてしまうので、なんか残念です。
アレンジBGMも決して、悪くはないんですけどね・・・昔の音源でもプレイしたい。
↑コンフィングから、グラフィックは「通常」と「アナログ」、どちらか好きな方に選択できるので、音源も「オリジナル」と「アレンジ」と選択できるようになると最高ですね。
それでも、旧作と比較しても、個人的にはFF5ピクセルリマスター、全体的に大満足の内容です。
FF5はやはり神ゲーですね。何度プレイしても、面白い!
30年近く前の不朽の名作。
当時に戻った気持ちで、あなたもプレイしてみてはいかがでしょうか。