新型コロナウイルス感染症による緊急経済対策。
国民1人当たり10万円を一律で給付する『特別定額給付金』のオンライン申請受付が5月に入り開始されました。
僕もマイナンバーカードを持っているので、早速オンライン申請してみたのですが、署名用電子証明書が失効していて、残念ながら申請ができませんでした。
しかし、本日、署名用電子証明書を有効にして、問題なく申請ができたので、オンライン申請で同じように悩んでいる方々が少しでも参考になればと思い、記事を書いてみることにしました。
・署名用電子証明書の失効解除の仕方
・市区町村役場での手続き方法
10万円 給付金オンライン申請について
特別定額給付金とは?
「新型コロナウイルス感染症緊急経済対策」(令和2年4月20日閣議決定)において定められた、家計支援を目的とした給付金のこと。
令和2年4月27日において住民基本台帳に記録されている方、1人につき10万円が給付されます。
世帯主の方が同一世帯全員分の申請を行うことができます。
給付金オンライン申請方法の流れ
①マイナポータルAPダウンロード
以下のステップに沿って進んでいきます。
step1 連絡先入力
メールアドレスを入力。
step2 申請者情報入力
世帯主が申請者になります。
氏名、年齢、住所等を入力。
step3 申請情報入力
世帯の人数。合計給付金額。
振込先銀行等を入力。
step4 入力内容確認
step5 添付書類登録
申請者名義の通帳やキャッシュカードの画像を添付。
(口座番号、氏名などがわかるように)
step6 書類確認
step7 電子署名付与
step8 印刷・送信
普通にやれば15分ぐらいでオンライン申請は終了するはずですが・・・
僕の場合、step7でつまずきました。
↑step7の電子署名付与が何回しても失敗。
何度試しても赤字の文章が出てきてしまいます。
署名用電子証明書が失効しています。市区町村の窓口で電子証明書の発行手続を行ってください。
んー、署名電子証明書?なにこれ?
2種類の電子証明書について
署名用電子証明書とは?
↑こちらの暗証番号がstep7で必要になります。マイナンバーカードを貰ったときに設定した6~16桁の英数字のことです。5回、この暗証番号を間違えるとロックがかかり、市役所に行かないといけなくなるのでご注意下さい。
ついでに利用者証明用電子証明書についても解説しちゃいます。
利用者証明用電子証明書とは?
↑こちらはマイナンバーカードを貰った時に設定した4桁の数字の暗証番号です。マイナポータルのログイン時に必要になります。
マイナンバーカードへ電子証明書を記録する
住民票のある市区町村役場で、マイナンバーカードに電子証明書を記録してもらえます。原則として電子証明書の発行・記録の手数料は無料です。
1)住民票のある市区町村役場の受付窓口にある申請書に記入し、マイナンバーカードとともに提出してください。他にもご本人を確認するための書類が必要です。
(マイナンバーカードをお持ちの方は、他の本人確認のための書類は必要ありません。マイナンバーカードをお持ちでない方は、運転免許証(現住所への書換えを済ませたもの)やパスポートなどを窓口にご持参ください。2)窓口で案内を受けて、電子証明書の発行手続きを行います。この時に電子証明書を使う際に必要となる暗証番号の設定を行います。
※署名用電子証明書については6桁~16桁の英数字、利用者証明用電子証明書は4桁の数字を設定していただきます。3)電子証明書が記録されたマイナンバーカードを受け取ります。(電子証明書は原則として発行の日後、5回目の誕生日まで有効です。ただし、署名用電子証明書については、住所・氏名・性別が変更された場合には無効となります。さらに、電子証明書の格納媒体であるマイナンバーカードの有効期間が満了となった時点で、電子証明書の有効期間も満了します。)
どうやら、僕の場合は住所変更により、署名用電子証明書が失効されてしまったとのこと。
だいたいはマイナンバーの住所変更したときに役所の方から案内を受けて、電子証明書の暗証番号の申請を一緒にするみたいなのですが、ここで1つの疑問が生まれました。
住所変更した時に、なぜ僕は暗証番号の更新をやらなかったのか?ってか、そんな案内してもらったっけ?
と4年前の住所変更した時のことを思い出そうとしても、思い出せなかったので、しぶしぶ市役所に行く羽目に。
いざ、市役所市民課のマイナンバー受付へ!
行きたくないけど、本日、5月11日はGWの休み明けになりますが市役所にいってきました。朝一は窓口が混み合ってそうなので、午後13時頃に市役所に行きました。
・マイナンバーカード
・待ち時間 (密の中で耐える根気)
予想通り、休み明けということもあり、僕のようなマイナンバーで悩みをもった方々が群がってました。家族総出で役所に来てる人達も多かったです。
僕の市の人口は10万人規模。
市役所に行ってみると、マイナンバーについて対応している受付窓口は5つありました。
↑発券機の待ち人数は10人。
窓口5つもあるし、意外とすぐに順番が回ってくるかも?と待ってましたが、発券してもなかなか数字が進まないではありませんか…
なぜ、進まないのか?
じいさん、ばあさんがマイナンバーの制度について理解できないのか、1人1人の説明に物凄く時間を要してる模様。
あとは待ってる人が多くいるのにも関わらず、発券もしないでマイナンバーについて聞いてるクソ共もいました。(↑ズルコミですね)
こういう輩のせいで一向に進みません。
自分の番になかなか回ってこなくて、発券から30分が経過。僕も少しずつイライラしてきました。そんな気持ちが高ぶり始めたと同時に窓口の方から怒鳴り声が・・・!
内容はよく聞き取れなかったけど、
『2、3ヶ月も待てない!安倍総理に伝えとけ!』と大声で役所の人にキレてるおっさんがいました。
役所の方々にそんなキレてもね…役所の方々、対応、お疲れ様です。と、思いながら、さらに待つこと30分。
発券から1時間して、やっと僕の順番が回ってきました。
発券番号の呼び出しを受けてから、5分もかからず署名用電子証明書の申請手続きが終わりました。
実際の市役所でのやりとり
まず、はじめに受付の人にマイナンバーを渡します。
その後に、電子証明書暗証番号変更・再設定の申請書を渡されますので記入します。
(記入項目:氏名、性別、生年月日、住所、電話番号)
その後、以前、登録した暗証番号を受付窓口にあるタブレット機器に入力して終了。
5分もかからず終了。1時間も待ったので、こんなにあっさり手続きが終わってしまったので、なんか妙に不安になってしまう。
自宅に帰り、マイナポータルのアプリを開いて、この前、残しておいた一時保存データを読み込んでみました。
step7の電子署名付与へ。
さぁ、今度こそ、うまくいくのか?
ドキドキ。
おっ!できた、できた。
無事に読み込んでくれて、step8の送信画面に進みました!
あとは送信ボタンを押すだけ。
↑特別定額給付金のオンライン申請手続き、無事終了しました。
まとめ
いかがでしょうか。
今回は10万円給付金のオンライン申請の際、必要になる電子証明書についてご理解いただけたでしょうか?
現在マイナンバーカードを保有してなければ、オンラインによる申請は出来ませんので、通知カード所有者は郵送手続きが開始されるまで、もう、しばらくお待ち下さい。
僕はオンライン申請が僅かのところで出来ず、悔しさに負けてしまい市役所に駆け込んでしまいましたが、今すぐ行くのはあまり得策ではありません。
なぜなら市役所の中が物凄い『密』になっていたので…
10万円給付の手続きをするためにコロナに感染してしまったら、本末転倒だと思いませんか?
手続きの期限は8月までなので時間はたっぷりあります。
どうか僕のように焦らないで下さいね(笑)