近年、こどもの自転車デビューの平均年齢がガクンと下がっているのをご存知でしょうか?
今のご時世、4歳で自転車に乗れる子も珍しくありません。
ちなみに僕の少年時代。自転車デビューは6歳だったと記憶しています。
2年も早くデビューって・・・
最近のこども達はバケモノばかりなの?
と、疑問に思い、リサーチしてみることにしました。
これにはストライダーの登場や、自転車のインチが昔より充実しているなど、自転車業界の方々の努力の賜物あってのものでした。
それでは、ストライダー、三輪車、自転車について解説していきます。
・ストライダーと三輪車の違い
・結局、こどもにはどれを与えるべきか?
ストライダーについて
ストライダーとは?
ペダルやブレーキのない自転車タイプの遊具のこと。
ストライダーのはじまりは、2007年アメリカ。
我が子の成長を願う一人の父親の手から生まれ、今では世界中の子どもたちから愛され続けています。
対象年齢は1歳から5歳まで。
ストライダーは足が地面につけば、誰でもすぐに乗りこなすことができます。
ストライダーを乗ることにより、子どもの
バランス感覚や集中力が高まり、脳の活性化にも繋がります。
豊富なカラーリング、カスタムパーツ、アクセサリー、立ち乗りできるフットステップなど。
すべては、子どもたちにとって、純粋に楽しい乗り物であるためのこだわりです。
三輪車について
三輪車とは?
三つの車輪を持つ乗り物の総称を指します。
こどもが三輪車のペダルをこげるようになるには、2~3歳頃。
コントロールバー(手押し棒)付きの三輪車であれば、1歳からも使用可能です。
購入するときは、必ずコントロールバーが取り外し可能な三輪車を選びましょう
三輪車は、体幹を刺激し、体の発育を促進する遊具です。
足だけでなく、腕の力や背筋も使って体幹を鍛えます。
ハンドリングをすることで脳も使います。
ペダルをこぐことで、足全体を動かします。
全身の動きと脳が繋がり、初めてできる三輪車。
地面を蹴るだけとは違う動きをしているので、難易度の高い運動です。
ストライダーと三輪車の違いは?
ストライダーと三輪車は別物と考えると良いでしょう。
この2つの最大の違いは、外見から分かるようにペダルがあるかないか。
・ストライダーの最大の魅力はバランス感覚とブレーキ感覚が養えること。
・三輪車の最大の魅力はペダリングの感覚が養えること。
全身の動きを使い、ハンドリングや脳の活性化をもたらす効果はどちらを乗っても期待できます。
自転車について
4歳頃になると、三輪車ではなく通常の自転車に憧れを持つ子が増えてきます。
この年齢になったら、補助輪付きの自転車の購入を検討してみましょう。
年齢による自転車のサイズは、以下の表を参考にしてください。
年齢 | 車輪サイズ | 適応身長 |
3歳 | 14インチ | 90~100cm |
4~5歳 | 16インチ | 95~110cm |
6歳 | 18インチ | 105~115cm |
結局、子どもにはどれを与えるべきなのか?
安い買い物ではないし、置くスペースのこと等を考えると色々と悩んでしまう方も多いかと思います。
あくまでも最終目標地点は自転車に乗れるようになること。
自転車を乗れるために必要だとされる3つの感覚。
・ペダリング 感覚
・ブレーキ 感覚
↑これらの感覚を養うことは何よりも大切です。
三輪車から自転車。
ストライダーが登場するまでは、これ一択だったと思います。
実際に僕自身もこの過程で育ちました。
しかし、三輪車をあえて買わずにストライダーから自転車という傾向が最近は多く見受けられます。
三輪車で学べるペダル感覚も大切なことですが、ストライダーから学べるバランス感覚の方がより大切だと考えられます。
三輪車にするのか?ストライダーにするのか?どちらにするか悩んでいるのであれば、僕はストライダーを購入するのをオススメします。
お金に余裕がある方、年が近いお子さんが二人以上いて、自転車の取り合いになる恐れがある場合は、ストライダーと三輪車を両方購入するのを検討してみて下さい。
これって、ほぼ自転車やん…
若干、ストライダーにしては大きめの作りになっていて、対象年齢は3歳半~7歳。
お値段は普通のストライダーより、高めです…
公式サイトで 26,950円で販売中
まとめ
ストライダー | 三輪車 | 自転車 | |
対象年齢 | 1~5歳 | 2~4歳 (コントロールバーがあれば1歳からOK) | 4歳~ |
価格帯 | 15,000円 | 10,000~15,000円 | 15,000円~ |
いかがでしょうか。
ストライダーと三輪車の違いについてご理解いただけましたか?
お金に余裕があり、収納場所にも困らない方、
お子さん同士で取り合いが起こりそうなご家庭の方は、
ストライダーも三輪車も両方購入して損はありません。
僕の場合は、三輪車は知り合いから譲ってもらい、ストライダーは自分で購入しました。
ストライダー、三輪車、自転車。
全ての商品に共通して言えること。
コントロールバーがついてる三輪車であれば、まだ安心ですがストライダーは子どもがいきなり飛び出してしまうこともあるので、使用する場所にはくれぐれも気をつけてくださいね。