名作RPG「FF」シリーズの第6作目が、鮮やかな2Dグラフィックのリマスター版として登場!
タイトル | ファイナルファンタジーⅥ |
ジャンル | RPG |
ストア | App Store/Google Play/Steam |
価格 | ¥2,200 |
オリジナル版の雰囲気や面白さをさらに高め、より遊びやすくなった不朽の物語をスマホやタブレット、パソコンで気軽に楽しめます!
待望の「ファイナルファンタジー6」のピクセルリマスター版が2022年2月24日に発売されましたね!
【Ⅰ〜Ⅲ】→【Ⅳ】 →【Ⅴ】
と約1〜2ヶ月感覚での発売でしたが、
今作の【Ⅵ】は3ヶ月近くも間隔を置いての配信に…
これはイベント、バトルともに慎重に調整を行い、入念なデバッグを行う期間を設けたためによるものだと公式サイトで説明がありました。
↓旧作アプリの評価画面
↑旧作のファイナルファンタジー6は不具合の多さや改善の無さで低評価アプリでした。
中でも進行不能バグ。
特定の場所まで進むと強制終了で、ストーリー進行不能に…
バグの修正・改善が全く見受けられず、「金返せ!」と批判的な評価が多く見受けられました。
さて、これだけ待たせたのだから、今作のリマスターでは改善されているのか?
不具合の改善も気になるところですが、旧作アプリとの全体的な違いも気になるかと思うので、旧Ver.とのプレイ画面の比較や追加要素についても解説していきます。
これからFF6のリマスター版の購入を検討している方は参考までにご覧下さい。
本記事の内容はこんな方にオススメ!
・旧作の違いや追加要素を知りたい方
FF6(ファイナルファンタジー6)について
・ファイナルファンタジーシリーズの第6作目。
・1994年4月、スーパーファミコンのソフトで発売。
・スーパーファミコンソフトの国内売上は第7位 ※250万本以上の売上を記録
不朽の名作としてふさわしい作品になります。
メインキャラクターすべてが主人公となり、彼らの織り成す壮大な群像劇はいまだに高い評価と人気を誇っています。
FF6ではグラフィック自体が一新され、アビリティや魔法、召喚などを制御する【魔石システム】の導入により、ユーザーの好みに合わせたキャラクターを育成できるようになりました。
~ストーリー~
魔大戦。
すべてを焼く尽くしたその戦いが終わった時、世界から「魔法」が消え去った。
そして1000年・・・鉄、火薬、蒸気機関、人々は機械の力を使い世界を蘇らせた。
失われたはずの魔導の力を持つ少女、ティナ。
その力ゆえ帝国軍に兵器として利用される彼女に偶然出会った若者、ロック。
ふたりの逃避行はやがて多くの運命をまきこみ、ひとつの方向に進んでいく・・・
リマスターとは?リメイクとの違いについて
リマスターより、リメイクというイメージが強かったのですが、近年では定義が曖昧になっていて、メーカーによっても、この定義が違います。
ちなみにFFシリーズだと、グラフィックが3Dになっているものはリメイク版と改名されています。
それでは、「ピクセルリマスター」とは具体的にどういったものなのか?解説していきます。
ピクセルリマスターとは?
本作は1994年に発売された『ファイナルファンタジーⅥ』をベースに新たに開発したリマスター作品。
2Dのドット絵を基準にグラフィックを一新。
当時の雰囲気を大事にしつつ、現代の高解像度画面でも映えるよう丁寧にリニューアルされました。
ピクセルリマスターの主な特徴
・全てのグラフィックを2Dで鮮やかに表現。
・FFの世界を彩る名曲たち作曲者・植松伸夫氏の完全監修のもと美しくアレンジ。
・より手軽に遊びやすく、改良されたUIやオートバトルなどを搭載。
・モンスター図鑑やイラストギャラリー、サウンドプレイヤーなど、ゲームの世界をより深く楽しめる要素を追加。
↑モンスター図鑑やイラストギャラリー↓
同シリーズ【FF5】ピクセルリマスターの違いについてはこちら↓
旧作(リメイク版)の魔石や魔法は使える?
公式の発表では、
「他のリメイク版などで変更・追加された要素は含まれていないものがあります」
と書かれてましたので、
・旧作の追加ダンジョン
・追加魔石(ジャボテンダー・リヴァイアサン・ギルガメッシュ・ディアボロス)
・追加魔法(フラッド・グラビダ・ブレイブ)
↑これらの要素は含まれていません。
まだ、そこまでストーリーを進めていないので、確実なことは言えませんが、これらの追加要素は他のリマスター版でも登場していません。
FF4とFF5のピクセルリマスター版でも、過去のリメイク版の追加ダンジョンや技等の追加要素が全く無かったので、FF6でも期待はできません。
あくまでもオリジナル版(スーファミ)の内容を重視しているということになります。
ピクセルリマスター版の音楽について
BGMもオリジナル版作曲者の植松伸夫さん完全監修のもと、全曲アレンジされています。
原曲のイメージを壊さないことを大事に考えつつ、当時はハードの制約などで実現できなかったことを「再表現」「復元」するようなアレンジをし、効果音もできる限りオリジナルに近い感じに再現しています。
このアレンジBGMに関しては、かなり評価が分かれます。
ゲームを購入して、ダウンロードが終わったら、はじめにサウンドプレイヤーで曲を聴くのをオススメします。
サウンドプレイヤーでは、最初から全曲を再生して聞くことができます。
そこで、万が一、微妙だなと感じる場合は、すぐにアプリの払い戻しをするのが無難かもしれません。
旧作アプリとの比較画像
旧作とピクセルリマスターの大きな違いはグラフィックと言えます。
ここで、同じシーンでの比較画像をご覧ください。
上が旧作。下がピクセルリマスター。
旧作では、キャラクターのグラフィックが浮いていて、ゲームをプレイしてて、違和感が…
昔のRPGツクール感があり、安っぽい感じがしますね。
しかし、ピクセルリマスターでは、スーファミのオリジナル版とほぼ同じなので、違和感なくプレイできます。
そして、ピクセルリマスターだと画面いっぱいに引き伸ばされており、大画面でFF6をプレイできるのも魅力のポイントですね。
旧作だと画面サイズは小さめ…。
ちなみに僕のスマホは6.2インチです。
実際にプレイして、気になる部分は?
スマホ版は操作性が悪い
相変わらず、スマホでの操作はイライラさせてくれます。押し間違えたり、思う方向に進まなかったり、動いてる人との会話もやりづらいです。それでも、旧作のFF6よりかは遥かにマシになっています。
※スマホ版はコントローラーにも対応してないので、操作性を重視するのならば、Steam版(パソコン)のFF6を購入すると良いです。
ダッシュが常時使用可能に
フィールドは無理ですが、街やダンジョンではダッシューズがなくても、ダッシュボタンを押せば、ダッシュ使用可能です。これはFF5リマスターでも、搭載して欲しかった機能ですね。ちなみにダッシューズを装備すると、さらに素早く移動することができるようになります。素早すぎて、行き過ぎてしまうことも…
必殺技入力が簡単すぎ
スーファミ時代はマッシュの必殺技で苦戦してた記憶がありますが、スマホ版ではメッチャ容易に必殺技を繰り出すことができます。波動拳コマンドであるオーラキャノンも3つの矢印を順番にタップするだけ。
↑簡単すぎて、スーファミ世代の方には、なんだか物足りなさを感じてしまうかも。
隠し通路が親切すぎる
隠し通路に入ると周囲の隠し通路も全て出現します。さらにマップボタンを押せば、そのフロアの隠し通路まで全て表示されます。
↑これでは隠し通路の意味がないような…。ちょっと親切にされすぎですね。
戦闘シーンの会話について
リマスター版では、戦闘シーンでの会話の発言者が明確にわかるようになりました。まぁ、過去作でも、だいたい誰が言ってるのは想像できてましたけどね。それでも、大きく見やすく、ハッキリと会話がわかるようになったので良いですね。
※今後も気になる部分があれば随時、更新予定。
まとめ
実際にプレイしてみての感想になりますが、グラフィックは最高です。
そして、FF6は元々やりこみ要素が多いので、長く遊べそうですね。
例えば、魔石装備時のレベルアップボーナス。
魔石が手に入るまでは、なるべく低レベルにてストーリーを進行させるなど、当時を思い返しながら、没頭しております。
↑ゾゾの町でLV8〜10。極力、ムダな戦闘は避けて、逃げ1択です。ただし、モンスター図鑑やガウの「あばれる」コンプリートのため、どのモンスターも1回だけバトルしてます。
とりあえず、今のところは大きなバグに合わずに進行していますが、また何かあったら、記事を更新していきたいと思います。
こども時代に学校から帰宅して、ブラウン管TVを前にFF6をしていた日々を思い出しますね。
そんな懐かしさに浸るのも束の間、アレンジBGMがそれをジャマしてしまうので、なんか残念。
アレンジBGMも決して、悪くはないんですけどね・・・昔の音源でもプレイしたいというのが本音かな。
あと文字が見やすいんだけど、何か雰囲気をぶち壊しますね。
↑昔のフォントにもできるように設定してくれると嬉しいですね。
それでも、旧作と比較しても、個人的にはFF6ピクセルリマスター、全体的に大満足の内容です。
30年近く前の不朽の名作。
当時に戻った気持ちで、あなたもプレイしてみてはいかがでしょうか。