子育てをしていく上で、避けては通れない
「おねしょ問題」。
我が家でも、現在、こちらの問題に直面しているところです。
3歳半になる息子は昼間のトイレトレーニングはほぼ完璧にできるようになったのですが、問題は夜のおねしょ・・・。
防水シーツはしているものの、油断すると敷き布団まで、おしっこが浸透っていうのが、頻繁になってきました。
今回は「おねしょ対策」について、解説していきます。
本記事の内容は以下の方にオススメ!
・「おねしょ」の後始末に悩んでいる方
・「おねしょズボン」の購入を検討している方
おねしょについて正しく知ろう
「おねしょ」はなぜ起こるのか?
睡眠中に作られる尿の量と、尿を貯めておく膀胱の大きさのバランスがとれていないために、おねしょが起こります。
膀胱の大きさは成長に関係していますが、個人差があります。
そして、夜間の睡眠中に作られる尿の量を決めているのが、「抗利尿ホルモン」と呼ばれるものです。
こどもの成長に伴い、こちらの抗利尿ホルモンが多量に分泌されるようになり、結果、夜間睡眠中の尿量が少なくなり、おねしょがなくなっていくというわけです。
幼児期に「おねしょ」をしてしまうのは、生理的な減少で仕方がないということを、まずは理解することが大切です。
「おねしょ」をさせないようにする方法は?
就寝前にトイレをさせる
寝る前のトイレをするかしないかで、漏らす確率が大幅に変わってきます。なるべく、膀胱の尿量を空っぽにしてあげることが、おねしょ卒業の近道になります。
就寝前に水分の摂取量を減らす
こどもは寝てる間にたくさん汗をかくので、寝る前の水分も大切ではありますが、摂取させすぎても、おねしょをしてしまいます。夕食を早めにして、夕食時にたくさん水分を取らせるようにして、就寝前の水分は適量にしましょう。
起きたらトイレに行く習慣を作る
深夜に目覚めたら、トイレに行かせることで、それまで膀胱に溜まっていた尿量を0にすることができるので効果的です。朝目覚めても、トイレにいかずに布団でゆっくりしていたら、漏らしちゃったということもよくあるので、「起きたらトイレ!」という習慣作りはとても大切になります。
おねしょ後の布団の正しい後始末の仕方
我が家でも時々あるのですが、布団に防水シーツをしていても、シーツがズレてたりすると、オシッコがふとんに浸透してしまうんですよね。
シーツや毛布は洗濯機で洗えばいいのですが、敷き布団まで染み込んでいると本当に厄介です。
我が家の場合、ふとんの浸透した部分に除菌&消臭スプレーのファブリーズを大量に噴射してから、乾かしていたのですが、これは逆に臭いを悪化させてしまう可能性がある間違ったやり方だと、後から知りました。
正しいおねしょ布団の処理方法は「クエン酸スプレー」を使った方法になります。
これはアンモニアのアルカリ性という性質をいかした方法です。
アンモニア → アルカリ性
酸性とアルカリ性が混ざり合うと中和反応が起き、臭いを取り去ってくれるというわけです。
そして、ただクエン酸スプレーをかけるだけではなく、
①布団から、尿をしっかり吸い取る
②クエン酸スプレーをかける
③よく乾かす
↑この3工程が何よりも大切になってきます。
クエン酸スプレーの作り方
◆水・・・・・・・300ml
◆クエン酸・・・・ 15g
水とクエン酸を空のスプレーボトルに入れてよく振り混ぜるだけ。常温で約1ヶ月、保存可能。
もし作るのが面倒な方は、市販されているスプレーもありますので、所持しとくと安心です。
おねしょ対策には「おねしょズボン」
頻繁に起こる「おねしょ」による面倒な後始末。
寝る時だけ、オムツを履かせてしまえば、何の問題のない話なのですが・・・
それを妻に言うと、大激怒されます(汗)
オムツを完全に卒業させたいから、だめ。こども本人に漏らした実感をさせることが大切なんだから!と。
まぁ、こんなこと、言ってしまうと、妻とケンカになってしまうので、言いませんが。
そこで、僕が妻に提案してみたのが、「おねしょズボン」の購入です。
これなら、パンツを履かせたまま、寝かせることができるし、万が一、おねしょをしてしまっても、最小限に被害を抑えることができるので、安心ってわけです。
実際に購入した「おねしょズボン」
↑Amazonでポチして翌日に届きました。
↑車柄、恐竜柄なので、息子は喜んでいました。
防水加工を施した3層構造、肌触りのなめらかな布地です。
【製品仕様】 | |
サイズ | (約)/長さ:55cm、胴回り53-59cm |
素材(3重) | [表地] 綿100%(裏面ポリウレタンラミネート加工) [裏地] 綿80%、ポリエステル20% [腹巻部] 綿95%、ポリウレタン5% |
適用年齢 | 3歳 ~ 5歳 |
早速、購入したおねしょズボンを履かせてみました。
↑柔らかい肌触りですので、デリケートな子供のお肌に優しく、とても安全です。
↑腹巻部分もよ~く伸びます。
↑3〜5歳向けに作られているので、3歳半の息子には大きめで、ブカブカです。
↑横にいた2歳の娘にも履かせてみました。
大きめなので、漏れてこないか?という、不安と心配が募りましたが・・・
いざ、就寝(-_-)zzz
結果、初日から大活躍してくれました!
いつもなら、パジャマの上下、肌着、パンツ、毛布カバー、防水シーツ、たまに敷布団。
と、大変なことになりますが、
今回はこちらのおねしょズボン、パンツ、肌着の3点で被害を最小限に抑えることができました。
これは素晴らしい結果になりました。
こちらを漂白して、他の洗濯と一緒にまわすだけです。
ただし、難点は洗濯してから、なかなか乾かないこと。
多重構造で分厚く、防水仕様なので、乾きが悪いです。表面が乾いても、裏面は乾きません。
裏返して、干しても、1日では乾くのは難しいです。天気にもよるとは思いますが・・・
とてもじゃないけど、2枚では足りないので、追加で、もう2枚購入させていただきました。
おねしょズボンの購入を検討している方は、余裕をもって、多めに購入するのをオススメします。
生地は防水仕様になっているので、夏場は蒸れて暑そう。夏場の使用はかわいそうな感じがします。
おねしょズボンに夏素材はあるのか?
おねしょズボンの夏仕様になると、2点の商品がヒットします。
三隆商事株式会社:七分丈ズボン
↑こちらは半ズボン型の商品になります。綿100%ブロードで肌触りが良く、薄くて軽いのが特徴です。ズボン自体に吸水性がないので、こちらの商品を使用する際は吸水層付きパンツとの併用が推奨されています。口コミでは、値段の割に漏れが起こると低い評価をされている方もいます。おねしょズボンなのに、漏れが多いのでは本末転倒です。
LILY CUPS おねしょズボン
↑こちらのLILY CUPSのおねしょズボンは素材が改良されて、冷感性がUPしています。通気性も他商品と比べると良く、蒸れにくく夏場にオススメのおねしょズボンになります。口コミも高いのですが、品切れが続いています。
おねしょ対策にはこちらもオススメ
おねしょズボンに以下の商品を併用して使用すると、おねしょの被害がさらに最小限に済むのでオススメですよ。
防水シーツ
トレーニングパンツ(吸水性が高い)
おやすみ用安心パッド
まとめ
今回は「おねしょズボン」を実際に購入してレビューさせていただきました。
親としても、こどもが深夜に漏らしてるんじゃないかという不安が以前程なくなり、安心してグッスリ眠れるようになりました。
気になる点は2点
②夏場の利用は暑そう
昼間のトイレ・トレーニングが完成しても、おねしょを卒業するまでには、もう少し時間が必要です。
おねしょに対する正しい知識を持って、お子さんの成長を見守ってあげましょう。
「おねしょズボン」はお漏らしによる寝具の被害のことを考えたら、とても助かる素晴らしい商品です。旅行だったり、お泊りでも安心して、使えるのでオススメです。